肺塞栓症の初期症状:酷い息切れから診断まで
今回は、私が経験した肺塞栓症の症状や診断の過程についてお話しします。このブログが、同じような症状に悩む方の参考になれば幸いです。
肺塞栓症とは?
肺塞栓症は、血栓が肺の動脈を塞ぐことで発生する病気です。突然の息切れや胸痛が主な症状で、放置すると命に関わることもあります。
初めの症状:酷い息切れ
私が最初に感じたのは、突然の酷い息切れでした。普段健康のために休み時間には職場の廊下を歩いていたので、この症状には非常に驚きました。自宅の2階に行くだけで死にそうなくらい酸欠になりました。階段を上がったらすぐにベッドに横になってハァハァとなっていました。職場の隣にあるスーパーに行くだけでもすごい息切れでした。
最初の診断までの経緯
最初に行ったのは循環器科でした。心臓の問題かと思ったのですが、検査では異常が見つかりませんでした。次に内科に行き、3分廊下を歩くように言われて戻ってきたら酸素の値は87まで落ちました。1分ほどすると97くらいに戻ったので「そんなに酷くないな」と言われました。胸に圧迫感があると言ったらさらには胃カメラまで受けましたが、原因は分かりませんでした。胃カメラの検査をしてくれた人は「何か違う病気なんじゃないかな?」と言っていました。
更年期と言われるも納得できず
内科医には更年期障害と言われましたが、症状の重さから納得できませんでした。そのため、セカンドオピニオンを求めることにしました。
肺塞栓症と診断される
セカンドオピニオンと診断の確定
セカンドオピニオンとして再度循環器科を受診しましたが、またしても異常なしとの結果でした。最後に自分で呼吸器科で診てもらいたいと言って、喘息と診断され、入院することになりました。しかし、造影剤を使用したCT検査の結果、最終的に肺塞栓症と診断されました。
肺塞栓症の治療と回復
肺塞栓症と診断された後、適切な治療を受けることができました。治療には血栓を溶かす薬が使われ、現在は順調に回復しています。あれほどあった息切れも無くなりました。しかし喘息もあったため吸入の薬と血液をサラサラにする薬は今でも飲んでいます。
あと大切なのは運動をすることです。わたしは膝が悪いのでエアロバイクを購入して毎日20分以上運動しています。2ヶ月弱で3キロほど体重が減りました。主人は5キロ以上減りました。歩くのが苦手な人はエアロバイクおすすめですよ!
あと注意することは寝っぱなしや座りっぱなしなどしないことです。定期的に足を動かしたり、着圧ソックスを履くことです。
クリッペル・トレノネーウェーバー症候群は血栓ができやすい
自分の体の異変にはとことん追求しよう
今回の体験を通じて、健康管理の重要性を再認識しました。特に、納得できない診断結果にはセカンドオピニオンを求めることが大切です。自分の体のことは自分が一番よくわかります。同じような症状で悩む方に、この情報が少しでも役立つことを願っています。
余談ですが、普段足の治療で診てもらっている大学病院の先生はすぐに肺塞栓症とわかったとのことでした。クリッペルの人は血栓ができやすいけど肺まで流れるのは稀らしいが、そういうこともあるらしいです。血栓ができやすいクリッペルの人は要注意ということです。
参考資料
– 肺塞栓症に関する詳細情報:[肺塞栓症]
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