私は他人の子
公園での出来事
いつだったか継母と妹たちと大きな公園に行ったことがありました。
遊んでるうちに継母は他の母親と仲良くなったのか喋っていました。その時にわたしのことを
「この子私の本当の子供じゃないんですよ〜。」
と、紹介されたのです。 ただ公園で出会っただけの人にそんなこと言いますか?
あぁ、わたしって他人の子、家族じゃないんだなと思いました。
盲腸で入院した時の事
小学校4年生くらいでしたでしょうか。盲腸で手術になり1週間入院しました。
わたしは半身麻酔が痛いし、お腹を切った時は息苦しくて手術中泣いていました。手術から部屋に戻った時に継母は「手術の時に泣いたんだって?恥ずかしい!」と言いました。
わたしは手術がやっと終わって戻ってきたのに怒られて泣きました。2人部屋だったから隣の人に聞かれないように声を殺して泣きました。
継母はこの入院の時にも隣の人に言いました。「本当の子供じゃないんです。」
この人は一体どういう覚悟で連子がいる父と結婚したんだろう?自分の子として育てる覚悟はなかったのか?
本当にわたしのこと疎ましく思ってるんだなと子どもながらに悲しくなったのを今でも時々思い出します。
子連れの再婚はよく考えてほしい
もし、自分が結婚する相手に子どもがいるんだとしたらよく考えてほしいと思います。自分の子だって腹が立つ時があるのに自分の子どもじゃなかったらもっと腹が立つと思うんです。
そこで自分は我慢できますか?もし叱るにしても愛情を持って叱れますか?ただの八つ当たりになったりしませんか?
ちょっとでも迷いがあるなら結婚するのはやめたほうがいいと思います。いつだって犠牲になるのは子どもだからです。
恐怖に支配された子どもは大人になっても自分に自信が持てない子になります。自己肯定感の低い子供になります。
怒られないように人の顔色ばかり伺う子になってしまいます。顔は笑っているかもしれないけれど、心はきっと泣いてるはずです。
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